嬉しい誤算!XREAL One用インサートレンズが思いのほか早く届いてくれた
未来感のあるガジェットって心躍りますよね。時期尚早ってわかっていても、一刻も早く使ってみたいアイテムってあると思います。
今年の1月以来、私はXREAL Oneがその枠でした。
ただ、私は普段からメガネを使っていて、コンタクトは使っていない純粋なメガネ人間です。 XREAL Oneを使うにはインサートレンズが必要ということで、その分余計にお金も時間もかかる……と尻込みしていました。
今回、海外渡航の予定が入ったことを受けて、満を持してXREAL Oneとインサートレンズを購入しました。 インサートレンズが到着するまでの流れなどを共有したいと思います。
インサートレンズ到着までの流れ
インサートレンズを先に発注しました
インサートレンズはその性質上、注文から到着まで2週間程度要するとの情報に触れていましたので、今回は先にインサートレンズのみ注文しました。
というのも、注文したのが6月21日であり、7月11日からAmazonプライムデーが始まるタイミングだったからです。
もしかすると、プライムデーでXREAL Oneも割引対象になるかもしれない、もしならなくても、ポイントアップキャンペーンで5,000ポイント貰えるかもしれないという期待があり、とりあえず先にインサートレンズだけ注文することにしました。
前評判によればインサートレンズの注文から配送までは14日程度。 休日もカウントしたとしても、6月21日の注文から起算すれば、到着は7月5日頃です。 私の場合、7月中旬から海外渡航を予定しているため、今なら休日不算入だとしても間に合うという打算込みで発注しました。
レンズフレームもまとめて注文で手間なく発注
今回は、
- レンズフレームもJun Ginzaさんで購入
- レンズの度数は備考欄に記載
とすることで、こちらからJun Ginzaさんへの発送物がない形で注文しました。
レンズの度数については、普段使っているレンズを作ってくれた眼鏡屋さんにJun Ginzaさんの「インナーレンズ注文書」を持参し、自分の度数を教えてもらって記入しました。 眼鏡屋さんではちゃんとIPDも分かってくれていたし、私の場合は単純な近視なのでS値のみ(=C、AX、ADD、プリズムの欄は空欄)の度数でシンプルでした。
参考までに、私が実際の発注備考欄に書いた度数は次のとおりです。
R(右) *S[-3.50] C[0] AX[0] (ADD[0])
L(左) *S[-3.25] C[0] AX[0] (ADD[0])
*PD(瞳孔間距離) [67mm]
PDはRが33、Lが34mmです。
発注後はすぐに受注確認メールが届いた
すぐ届きました。ただ、後述するメールも含めて、ちょっとメールがわかりにくい感がありました。
実際に届いたメールの抜粋は次のとおりです。
ーレンズとインサートフレームを同時購入のお客様の流れー
①作成処方データ入力済み
完成までお待ちください②メガネから度数確認か眼鏡処方箋を後日送付
(中略)作成期間:14日~20日完成予定。
とりあえず、14〜20日くらいかかるそうです。休日参入するのかなど分かりませんが、目安として受け止めましょう。
予想外の早い発送
注文してから9日目(初日不算入・休日は参入)である6月30日、Jun Ginzaから次のメールが届きました。
【JUN GINZA】ご注文の商品の作成手配が完了しました
(前略)
ご注文いただいた商品の作成に必要な条件が整いましたので、ただいまより制作に入らせていただきます。
制作期間は、事前にご案内の通り7〜10日程度を予定しております。(中略)
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店舗からのコメント
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お品物は本日佐川急便にて発送を行わせていただきました。
(後略)
「ただいまより制作に入らせていただきます」
「本日佐川急便にて発送を行わせていただきました。」
いまいち、これから作るのか、もう発送したのかわからんなぁ……と思ってたら、このメールの4時間後に佐川急便からメールが届きました。 Jun Ginzaさんからのお荷物をお届けしますとのこと。じゃあもうレンズ完成したのか!!!!!
Amazonプライムデーでポイントゲット&割引価格で購入する作戦でしたが、心の中の男の子が待ちきれないと言っていたので、すぐXREAL Oneも注文しました。時刻は22時。まだ翌日7月1日配送に間に合います。間に合いました。
もしもプライムデーでXREAL Oneが割引になっていたとしても、割引額1万円、ポイント5,000円と仮定した場合に15,000円の差額。つまり1日1,000円なので誤差です。そう言い聞かせましょう。頼むからこの際プライムデーで安くなってくれるなよ。
先にXREAL Oneが届いた
届きました。待ちきれないので、インサートレンズ無しでかけてみました。
流石に裸眼だと何も見えませんが、XREAL Oneはそれ自体の鼻あてが結構長く、レンズを顔から離した位置に保持しているため、試しに普段遣いのメガネの上からXREAL Oneをかけてみました。

あまりクレバーな感じはしませんが、驚いたことにXREAL Oneと眼鏡との干渉は無く、特に反射プリズムに傷が入る様子も無しに掛けることができました。 また、視界もそこまで問題なく、きれいな画面を眺めることができました。
結構レビューやYoutubeなどで「文字ベースの作業にはまだ不向き」「時期尚早」みたいなことを脅されまくっていたので戦々恐々でしたが、インサートレンズ無しの「メガネ・オン・メガネ」状態で文字が読めたのでびっくりしました。
そしてインサートレンズが届いた
先に本体が来ていたので、はやく本来の体験をしたくウズウズしてました。
届いてすぐに開封。内容物は次のとおりです。

嬉しい誤算というか、実用上はそんな関係ないんですが、インサートレンズ用のレンズケースが小さくで可愛くて気に入りました。 あとパールハイテクメガネクロスなるクロスも入ってましたね。ハイテクなので良いのでしょう。
ちなみに、今回はXREAL Oneの4m先の視野と、手元50cmくらいの視野の行き来を助けるというサポートレンズを選びましたが、特段、下の方だけ屈折が違うとかの様子は見受けられず、どういう違いがあるのかは不明です。 もしかしたら、標準モデルよりも上下方向が大きいレンズだってことなのか、はたまた私が気づいてないだけで特別の加工がされているのか……?

ちなみに、レンズフレームから外されたデモレンズも入ってました。

どうやって付けるんだこれ
せっかくインサートレンズが届いたので早速取り付けようと思いましたが、XREAL Oneには取付用の場所があるもののゴムで覆われてるし、特に「このゴムを外せ」みたいな説明書も見当たらなかったので結構不安でした。

ただ、Youtubeで見たらやっぱりゴムを外すのが正解らしかったので、さっさと外して取り付けました。付きました。

なお、鼻あてを一度取り外すと良いみたいな記事を見ましたが、別に外さなくても取り付け可能でした。たしかに外したほうが楽な感じはしますが、どうにかなる範囲かと思います。



まとめ:インサートレンズでXREAL Oneがもっと快適に!
今回は、XREAL One専用インサートレンズの予想外の納期の速さと、届いた内容、そして取り付け方法についてご紹介しました。
個人的には、眼鏡の2重がけでも映像が見れたことに割と驚いたとともに、考えようによっては2重がけの方が「日常生活用メガネ」と「XREAL One」を付け替えること無く作業できるので良いのではとさえ思いました。 ただ、眼鏡が2つあることで、視界が悪いときにどっちがズレてるのかわからない面倒がありましたし、「これで本当に合っているのだろうか」「インサートレンズがあればもっと劇的に良くなるのでは」といった不安感は拭えなかったので、迷ったらインサートレンズも買っちゃうと良いと思います。

個人的には、まずはインサートレンズ無しで注文してみて(最近はレンタルサービスもあるのでそっちでも)、見え方が気に入ったらインサートレンズも購入する、っていう段階を踏んでも良いかもしれないと思いました。インサートレンズが無きゃ話にならんと思ってたのでレンタルサービスは最初から諦めてましたが、存外どうにかなりそうです。
詳しい使用感等については、この後飛行機に乗る予定もあるので、改めてレビューしたいと思います。
XREAL Oneユーザーで、インサートレンズの購入を検討している方にとって、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
なお、この記事はXREAL Oneを使って書きました。