楽天プレミアムカードを電話で解約した話。フリーダイヤルは使えない
楽天プレミアムカードを解約しました。
海外出張がある部署になったときにプライオリティパス目当てで加入したけど、年5回の使用制限は使い切った上に足らないことが分かっちゃったし。で、こういう手続きってだいたい面倒なものなんですが、今回も漏れなく面倒でした。
備忘録も兼ねて、これから解約する人が無駄な時間を過ごさなくて済むよう、結論と実際にあったことだけ書き残しておきます。
結論:0120の番号では解約できない
カード裏面に書いてある「フリーダイヤル(0120)」にかけても解約できません。 自動音声で門前払いされます。
楽天カードのQ&Aには、「ご解約をご希望の場合は、カード裏面記載の電話番号(営業時間9:30~17:30)へお問い合わせください。」と書かれていますが、どの番号かは書いてありません。ですがその正解は0120から始まる番号ではないようです。
解約するには、同じく裏面に小さく書いてある「092」から始まる有料ダイヤルにかける必要があります。
- かけるべき番号: 092から始まる番号(カード裏面を確認)
- 所要時間: 待ち時間含めて約10分強(平日の昼間)
- 用意するもの: カード番号、生年月日
これからかける人は、最初から諦めて有料番号にかけるのが正解です。

おまけの体験談
手続き自体は終わったんですが、それだけだと記事として短すぎて気になるので体験談を少し追記しておきます。
電話代の負担が必須な仕様
解約しようと思っている客に、さらに通話料を負担させる仕様なのだなぁって話。
カード裏面にはフリーダイヤルが書いてあるわけです。当然、まずはそこにかけるじゃないですか。 そしたら、長い長い自動音声の案内に従って、カード番号やら誕生日やらを入力させられた挙句、最後になって「この番号では解約できません」と。
せめて「メモのご用意をお願いします。……何番におかけ下さい」とか、具体的にどうすればよいのか案内してもらえたらまだマシだったのになぁ。
結局、カード裏面に小さい文字で書いてある「092」から始まる番号にかけ直すハメになりました。最初からそう書いておいてくれればいいのに。
オペレーター待ちの「3分半」が長い
平日の9時半から17時半の営業時間内に電話するとなると、平日は仕事してるので昼休みしか掛けられない。自由に使える時間は昼食後の15分くらいしかない。
その貴重な時間の中で、保留音が流れるのを待つ「3分半」。 普通に考えれば3分半なんて大した時間じゃないんですが、この保留があと何分で終わるかわからない状態、あと10分で休みが終わるという状況での3分半は、体感で15分くらいに相当します。いつ繋がるかわからない時間を過ごすのは、なかなかのストレスでした。
オペレーターとのやり取り(約3分)
ようやくオペレーターに繋がってからは、拍子抜けするほどスムーズでした。これは良かった点。 しつこい慰留もなく、淡々と事務的な確認が進みます。
聞かれたのは以下の通り。
- 本人確認(氏名、電話番号など)
- 注意事項の確認
- (2枚持ちの場合)1枚だけの解約でよいか
- プライオリティパス等が使えなくなるがよいか
- 利用残高があれば請求が続くこと
- 再入会時は新規キャンペーン対象外になること
- 公共料金等の継続的な支払いに使っていたら変更が必要なこと
これらに「はい、わかりました」と答えていくだけ。 注意事項は後ほどメールで送ります、とのことで、通話自体は保留の時間含めて7分程度で完了しました。無念、5分以内であればPovoの「5分以内かけ放題プラン」でカバーできたのだが……。
繋がってしまえば早いんですけどね。そこまでが遠い。
というわけで、楽天プレミアムカードの解約でした。 これから解約する方は、フリーダイヤルの罠に気をつけて、時間に余裕がある時に(できれば通話料定額のプランで)有料番号にかけることをおすすめします。

