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Plaud Note Pro 無制限プラン、5か月使って出た答え。年4万の価値はあったか

大下勇次
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購入直後に書いたファーストインプレッション、2週間後の録音精度レビュー、そしてプラン選びの損益分岐点計算。あの頃は「無制限プランに年4万は高いよなぁ……」と唸りながら電卓を叩いていたわけですが、結局無制限プランに入って5か月が経ちました。

で、どうだったか。入って正解でした。 理由はコスパとかじゃなくて、「使い方が変わった」という感覚的な話で、それが自分には一番効いた。
この記事はその5か月間の正直な報告です。

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無制限にして何が変わったのか

去年の11月から約5か月間使用。

一言で言うと、「録音に対するメンタルが変わった」です。

プロプランの月1,200分(20時間)だと、どこかで「これ録っていいのかな、分数もったいないかな」という無意識のブレーキがかかる。立ち話レベルの雑談、車の中の独り言、酒を飲みながらの思いつき……そういうやつに録音ボタンを押す気になれないんですよね。

無制限にしてからそのブレーキがなくなった。ミーティングって呼べないようなやつでも、ちゃんと記録が残る。 話の霧散が防げる。これが地味にめちゃくちゃ効く。

ブログ用のネタも、運転中の独り言で種を吐いておける。無制限だから「結局記事にしなかった」でも損した気分にならないし、むしろ使えば使うだけ得、という感覚になった。この記事の骨子も、Plaudへの口述から始まっています。

この記事のもとになった、口述筆記のメモ

プロプランを使い切ってから腹が決まった

購入特典の7日間無制限お試しのタイミングで海外出張があって、そこで大量に使った。出張から帰ってお試しが切れて、まずはプロプランに入ったんですよね。

で、使い切った。追加パッケージを買った。でもこのペースだと翌月もまた足りなくなりそう。

……あ、これ毎度追加するくらいなら無制限でいいわ

Screenshot

というわけで腹が決まった。計算してみたら追加パッケージを毎月買うよりも無制限のほうがコスパが良い、という結論にもなったので、そっちの話は以前の記事を参照してください。

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「スマホの電池」という心理的負担から解放された話

地味だけど、これが一番メンタルに効いているかもしれない。

スマホで録音してると、長い会議ほど「電池持つかな……」という不安に飲まれる。特に海外出張中は地図・翻訳・連絡全部スマホでやってるので、電池残量への緊張感が常にある。Plaudならそれが一切ない。録音は専用機に任せてスマホのバッテリーを温存できる。精神衛生上、これが思いのほか大事だった。

加えて、録音したらすぐサーバーに飛んで、テンプレで要約まで一気通貫で完結するUXが好き。プロンプトをPlaud側で保持・管理できるので、毎回ChatGPTやGeminiに貼り付ける手間がない。この「手離れの良さ」がないと、正直ここまで使い続けていなかったと思う。

80点の報告書を量産する、上流整備のやり方

「録音→要約ボタン押す→完成」だと思っている人が多いと思うんですが、そこで終わると正直精度が微妙なことも多い。上流を少し整備するだけで、アウトプットの品質が全然変わります。

私がやっている手順はこう。

まず、Plaudが自動生成した要約はいったん無視。 生の文字起こしを開いて、話者認識の修正から入る。これはだいたい間違っているので直す。次に誤変換補正。ざっと文字起こしを眺めて、目についた固有名詞や専門用語の変換ミスは一括置換で全部直す。ここまでやってから出張記録用テンプレとかのプロンプトを適用して、要約を出す。

そして最後の仕上げにNotebookLMを使う。事前に「自分がいつも書いている報告書のスタイル」を再現するプロンプトをAIに作っておいてもらい、そこにPlaudの素材を投げる。すると「80点くらいの、本当にまともな報告書」が出てくる。これは感覚値ですが、上司に出せる水準として十分実用的です。イメージとしては、「不要な部分の削除は必要だが、不足部分の加筆は必要ないし、単語の選択や文章のトーンもそのままでOK」レベル。

インタビュー記事を量産しなきゃいけなかったと時には、ブログ記事作成用プロンプトをインタビュー記事用にモディファイして、骨子生成→記事生成。結果として「90〜95点くらいの記事案」が簡単に出るようになった。こっちも体感値ですが、取材後に1日で15本分の案文を回せたことがあります(取材時間は除く。別途、人間によるチェックと修正に1日ちょい掛かったけど、作成&チェックの2日間で15記事出せたので最高)。

引き継ぎの質が上がる

これは完全に想定外の使い方でした。

日常の仕事を、家で酒でも飲みながらPlaudに吹き込む。「今この案件はこういう状態で、ここが地雷で、あの人はこう言っていて……」みたいな話を、引き継ぎテンプレにかける。NotebookLMに溜めていく。

今のところ使ってるテンプレ

するとその時点の自分の「解像度が高い状態」の思考が、構造化されて残る。後から振り返っても、どんな引き継ぎ書より詳しい。 正式な引き継ぎ書って綺麗にまとめようとするから、逆に書類外の「実はこうなんだよ」という生々しい情報が抜け落ちるんですよね。

で、実際の引き継ぎの場自体も録音しておくと、そのニュアンスまで後から確認できる。聞き漏らしも後から救える。これは安心感がある。

面白い使い方:半生を口述したら、自分以上に自分を説明してくれた

これは半分遊びですが、なかなか面白かった。

いつ生まれた、子ども時代の習い事、学校、部活、初配属、転機になった仕事、成果……全部しゃべって、職務経歴書風テンプレに通す。すると「私以上に私を理解している」みたいな文章が出てきた。

酒飲みながら喋るだけで職務経歴書のたたき台が出来上がるんだから、すごい時代になったもんです。本人が書くと主観が強くなりすぎたり逆に謙遜しすぎたりするんですが、AIが整理すると適度に客観的な記述になるのが面白い。

私はシステム美学の探求者×知的好奇心駆動型イノベーターらしいです

年4万のサブスクは高いか。「秘書を雇う」のと比較して正当化

無制限プランは年額40,000円、月換算で約3,333円です。本体は別で30,800円かかるので、初年度トータルで70,800円。2年目以降はサブスクの40,000円/年のみ。

「月3,333円で何が買えるか」という話をすると、常に一緒に歩いて何でも記録してくれる秘書です。 立ち話も、出張も、引き継ぎも、思いついたブログネタも、酒飲みながらの独り言も、全部記録してAIが整理してくれる。

専属の記録秘書を雇ったら月3,333円では絶対に足りない。そう考えると、値段以上の価値があると感じているのは正直なところです。

ただしこれはあくまで「しっかり使い倒している場合」の話。たまにしか録音しないなら、プロプラン(年16,800円・月1,200分)で十分です。プラン選びの詳しい計算はこちらの記事に書いたので参照してください。

無制限プランなのを良いことに、家の物置の寸法を測った時にメモつけるのを口述筆記で済ませたことも

で、2台目を発注した

ってことで、気に入ったので2台目を発注しました。

今回注文したのはPlaud NotePin。セールで安かったので、NoteProと比較してみたくて購入。
購入を正当化するために後付けした理由としては、「自分は出席できないけど概要を把握しておきたい」みたいな会議がある時に、同僚に持ってってもらって対応する用のサブが必要ってことにした。

5か月使って、結局こういう結論になりました。年4万は高くなかったし、むしろもう1台増えました。これが今の正直な答えです。

この記事を書いてる時に届きました。これも後でレビューしよっと

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大下勇次
大下勇次
管理人
地方で働く30代デスクワーカー。 新しいモノ・面白いモノが好きで、3Dプリンターやドローン、VRゴーグル等色々手を出しては一通り触って飽きて次のおもちゃに手を出してます。 忙しい毎日だからこそ、趣味で買ってるガジェットを活かして毎日をちょっと快適にしたり、ちょっとした工夫や"いいモノ"で暮らしが豊かになる瞬間が好きです。 学生時代には写真や映像の撮影編集などをかじってて、以前はYoutubeにも投稿していました。今は殆ど放置状態ですが、Youtubeへの投稿も一通り遊んだ趣味の一つです。
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