Flexispot純正キャスター後付けレビュー。一人作業の「絶望」と移動の「快感」
デスクの裏配線がスパゲッティ地獄になってるオタクのみんなー!!諸君は同志です。 我が家のデスクはFlexispot E3wW。重量数十キロの鉄塊。一度設置したら最後、動かして裏側を整理するなんて無理。そう諦めて、3年間ずっと見て見ぬ振りを決め込んでいました。 ですが、何の気なしに見ていたYouTubeで、デスク環境を紹介する人たちが口を揃えて言うわけです。「電動昇降デスクにはキャスター必須」「これないと後で絶対後悔しますよ」と。
ぐうの音も出ない。実際に後悔してる人間がここにいます。 というわけで、3年越しの決意でFlexispot純正キャスターを導入しました。
今回は、キャスター導入で得られた「移動の快感」と、一人で後付け作業を行った際の全容と注意点をシェアします。
▼ Flexispot純正キャスター(W1) 後付けの良かった点とイマイチな点
導入の結果:Flexispotの「配線地獄」が天国に変わった
まずは結論から。世界が変わりました。

動かないデスクの末路
この3年間、E7自体は最高のデスクとして活躍してくれましたが、配線周りだけは満足な整理ができずにいました。 オーディオインターフェース、マイク、PC、モニターアーム、ドッキングステーション……。一軍ガジェットたちが集うデスク裏は常にカオス。 ケーブルを一本変えるだけでも、デスク下に潜り込み、壁との狭い隙間に手を突っ込んで手探りで作業しなきゃいけない。あれ結構手首痛くなるのよ。
キャスター導入後の世界
それが今や、デスクを手前に「スーッ」と引くだけ。 これだけでデスク裏が丸見えになる。
私の部屋は防音カーペットを敷いてますが、移動は拍子抜けするほどスムーズ。
これまで数十分かかっていた配線整理や掃除が、数秒でアクセス可能になる。動きの悪い旧体制は死に、臨機応変に動ける新体制へ。
Flexispot純正キャスター「W1」レビュー
今回買ったのは、AmazonでポチったFlexispot純正の「W1」。
▼ Flexispot 純正キャスター(W1)スペック表
| 項目 | スペック |
| 製品名 | Flexispot キャスター(W1) |
| 内容物 | キャスター4個(ロック付きx2、ロック無しx2)、スパナ |
| ネジ径 | M8 |
| 耐荷重 | 1個あたり約50kg(4個で計200kg) |
| その他 | デスク高が約5cm上がります |
互換品でなく「純正品」を選んだ理由
Amazonの奥地には、同じM8ネジ規格の安い互換品も転がっています。
でも、毎日使うデスクの足回り。数十キロの機材と自分の体重を預ける重要パーツです。
数百円をケチって「動きが渋い」「すぐ壊れた」「高さが合わない」なんてストレスを抱えるくらいなら、黙って純正品を買うのが正解。これは安心代です。
副作用:デスクが高くなる
注意点は一つだけ。キャスターの分、デスク高が約5cm上がります。
普通のデスクなら致命傷になりかねませんが、我々が使っているのは「電動昇降デスク」。コントローラーで5cm下げて保存し直せばいいだけ。
ただ、既に一番下まで下げて使っている人は要注意です。
一人作業の記録:機材を「ウマ」にする決死の「後付け」
さて、ここからが本番。地獄の「後付け」作業です。 部屋が狭くて機材を降ろす場所もないので、PCもモニターも載せたまま、気合で持ち上げる作戦に出ました。
覚悟の四つん這い
デスクをひっくり返すのは無理。なら、持ち上げて隙間を作るしかない。 四つん這いになり、デスクの脚フレームの下に潜り込む。 背中全体を使ってデスクを捉え、体中の筋肉を使って脚フレームを持ち上げる。
電動昇降デスク自体重いものなのに、さらにデスク上の機材の重みも乗ってとんでもない重さですが、気合で数センチ持ち上げ、手近にあった「ウマ」代わりの物体を隙間にねじ込む。
何をウマにしようかなと迷った結果、手元にあった金属塊として、Macとかを3台まで立てかけておけるスタンドに白羽の矢。 これで元のアジャスターを外し、キャスターをねじ込む隙間を確保しました。

物理法則との戦い
片側の取り付けが完了し、安堵したのも束の間。反対側がさらに重い。
すでに取り付けたキャスター(高さ5cm)の分、デスクが傾いている。つまり、さっきより高く持ち上げないとウマが入らない。 物理法則は無慈悲です。
仕方ないので、別の生贄を召喚。 さっきのスタンドの下に、さらにdbx286sを重ねて高さを稼ぐ。 ネットワーク機器と音響機器が、物理的にデスクを支える土台となる瞬間。壊れないでくれと祈りながら、なんとか残り2つの取り付けを完了しました。
286sはあんまり重さを掛けたくなかったけど、どうにか凹みもせずに耐えてくれました。

【注意】痛恨のミス:キャスターの「ロック位置」を間違えると詰む
満身創痍で作業を終え、テスト走行。
スルスル……クルッ!
デスクが意図せずその場で回転(ピボットターン)し始めました。どうして。
右にロック、左にフリーの悲劇
原因は単純。何も考えずに取り付けたせいで、デスクの右側に「ロック付き」のキャスターを、左側に「ロック無し」を付けてしまったから。 片方だけブレーキがかかり、もう片方が滑る。そりゃ回るわ。


正解配置:ロック付きは必ず「手前」
正しい配置は、ロック付きキャスターを「手前(自分側)の2箇所」に設置すること。 これなら、手前側だけで簡単にロックのオンオフ操作ができるし、デスクもちゃんと固定される。
……つまり、やり直しです。 再び四つん這いになり、ベリンガーとTP-Linkを積み上げ、キャスターを付け直しました。だっり。 ちなみに機材たちは無傷でした。頑丈だな君たち。

まとめ:これからFlexispotを買う人は「同時購入」一択

結論。Flexispotユーザーは、今すぐキャスターを買いましょう。
▼ まとめ
- これから買う人へ: デスクと一緒に買って、組み立て時に付けてください。後付けは地獄を見ます。
- 既に使っている人へ: 作業は大変ですが(僕みたいにミスらなければマシ)、人権を取り戻せるので早めに導入しましょう。
「後付けは面倒だなぁ」と悩んでいた3年間が本当にもったいなかった。
一時の筋肉痛と引き換えに、この先ずっと続く配線整理のストレスから解放されるなら、安いものです。

