ほぼMX Keysで半額。Keychron B6 Proを仕事用に導入する条件
MX Keysと見た目ほぼ一緒なのに、とにかく安い。 このB6 Proを買った動機はそれに尽きます。
家ではロジクールのMX Keysを使っているんですが、あの快適さを職場でも再現したかった。でも、職場の支給PCのために自腹で2万円のキーボードを追加するのは、さすがに躊躇します。だってすでにRealforceのキーボード入れてるんだもん。
そこで見つけたのがKeychron B6 Pro。通常価格で7,800円、セールなら6,000円台。MX Keysの1/3近い値段で買える。 しかも「専用ソフト不要、ブラウザで設定完結」という仕様。これならセキュリティが厳しい職場でも、勝手にキー設定をいじって快適化できるはず。 そう思って、「ソフト不要でブラウザで完結」という点に賭けて導入しました。
結果、その賭けには負けましたが、モノとしては悪くない。 今回は、MX Keysユーザーから見たB6 Proのリアルな使用感と、職場で使うための条件についての記録です。
▼ Keychron B6 Pro レビューサマリー
- Keychron B6 Pro レビュー:MX Keysとの価格・スペック比較
- 圧倒的な価格差:本家2万円に対し「半額以下」
- 外観と質感:値段を考えたら十分
- 職場導入の誤算:Web版ランチャーが職場で使えない
- 「インストール不要」に賭けたが、職場セキュリティの壁は厚い
- iPadや他ブラウザも全滅:設定は「自宅持ち帰り」が必須条件
- 実機で感じたMX Keysとの決定的な違い
- キーのくぼみと傾斜:本家の吸い付き感には劣る
- 配列の微差:JIS特有の「半角/全角キー」とBackspaceの位置ズレ
- テンキーレスを仕事で使い倒すレイヤー活用術
- Caps Lockを犠牲にして仮想テンキーを錬成する
- 接続切り替え:2.4GHzドングルとBluetoothの安定性
- おまけ:弟分「Keychron B1 Pro」も戯れで欲しくなる
- US配列とレトログリーンの可愛さは所有欲を満たすかも
- まとめ:職場によっては不自由もあるがコスパで買い
Keychron B6 Pro レビュー:MX Keysとの価格・スペック比較
まずは、本家MX Keysと、今回買ったKeychron Bシリーズの比較。
▼ 価格・スペック比較表(執筆時点)
| 製品名 | Keychron B6 Pro | Keychron B1 Pro | Logicool MX Keys (Full) |
| サイズ | フルサイズ | 75% (テンキーレス) | フルサイズ |
| 通常価格 | 7,810円 | 6,930円 | 約19,427円 |
| セール価格 | 6,248円 | 5,544円 | 17,900円前後 |
| 接続方式 | Bluetooth / 2.4GHz / 有線 | Bluetooth / 2.4GHz / 有線 | Bluetooth / Unifying or Bolt |
| キーマップ変更 | Keychron Launcher (Web) | Keychron Launcher (Web) | Logi Options+ (アプリ) |
圧倒的な価格差:本家2万円に対し「半額以下」
値段が全然違う。 MX Keysのフルサイズは約2万円。対してB6 Proは通常7,810円、セールなら6,248円。
パッと見じゃ気にならないくらい見た目は似ているのに、値段は半額以下。本当にこの値段でここまで近いものを出してくるのはすごい。
JIS配列で「かな印字なし」を選べるのも地味に嬉しいポイント。見た目のごちゃつきがなくてスッキリします。

外観と質感:値段を考えたら十分
箱から出した時の印象は、ロゴを隠したらわからないレベル。いや、上部の出っ張りの違いで一瞬で気付けるけど、ほんとにそれくらい似てる。
もちろん触ってみれば、金属のMX Keysに対してB6 Proはプラスチックなので、質感の違いには気づきます。ただ、安っぽくてダメかと言われれば全然そんなことはない。 値段を考えたら十分すぎるビルドクオリティだし、見た目は合格点です。
キータッチはMX keysがしっかりと、しっとりした打鍵感なのに対して、B6 Proはもっとヘコヘコした軽いタッチですが、7,000円程度で買えることを踏まえれば全然許容できる範囲。


職場導入の誤算:Web版ランチャーが職場で使えない
私がB6 Proに期待したのは、「職場でも同じ環境を再現したい」ということ。
職場はセキュリティが厳しくて、勝手にカスタマイズソフトを入れられない。だから「ブラウザだけで完結し、設定をキーボード本体に保持できる」という点に惹かれました。

「インストール不要」に賭けたが、職場セキュリティの壁は厚い
実際に職場PCからKeychron Launcherにアクセスしてみたところ、アクセス不可。
どうやら職場のネットワーク制約で、ブラウザとデバイスの通信や、特定サイトへのアクセスが弾かれているようです。
「インストール不要ならいける」と踏んでいましたが、現実はそう甘くなかった。ここで「その場で欲しいマクロをすぐ組む」という野望は潰えました。
iPadや他ブラウザも全滅:設定は「自宅持ち帰り」が必須条件
次善策として、普段から職場にも持っていってるiPadとB6Proを繋いでみましたが、「このブラウザは対応していません」と弾かれて終了。iPadのChromeはPC版のChromeとは違う扱いらしい。結局、職場で設定変更はできません。無念。

現状は、家に持ち帰って設定するか、私物PCを持ち込んで設定するしかない。マクロを頻繁にいじりたい人にとっては、これが結構なハードルになります。
実機で感じたMX Keysとの決定的な違い
家でMX Keysを使っている身として、細かい違いについても触れておきます。
キーのくぼみと傾斜:本家の吸い付き感には劣る
MX Keysはキーの真ん中のくぼみが深くて、指が吸い付く感じがあります。
B6 Proも丸っこいくぼみはあるんですが、非常に浅い。

あと、横から見るとMX Keysのほうが奥がせり上がっていて傾斜角が大きい。B6 Proは傾斜が緩やかです。
打鍵感は少しヘコヘコしてチープな感じはありますが、薄いシザー構造なので指を滑らせるようなタイピングは快適。仕事では十分使えます。

配列の微差:JIS特有の「半角/全角キー」とBackspaceの位置ズレ
地味に気になったのが配列。
B6 ProのJISモデルは、数字の1の左にある「半角/全角」キーがフルサイズのキー幅になっています。MX Keysはここが少し幅狭。 この影響で、B6ProはMX Keysと比べて、右列の数字からBackspaceにかけてが若干右に押し出されています。
Enterキーは違和感ないんですが、Backspaceの左の感覚が微妙に変わる。慣れの問題ですが、最初はタイプミスしました。数日で慣れる範囲ですが念の為。



テンキーレスを仕事で使い倒すレイヤー活用術
職場で設定はできませんが、自宅で仕込んでおけばいい。 B6 Proはテンキー付きですが、将来的にテンキーレスのB1 Proを使う場合や、ホームポジションを崩さずに数字を打ちたい時のために、実験的な設定を入れてるのでちょっと紹介。
Caps Lockを犠牲にして仮想テンキーを錬成する
この世で最も使わないキー、Caps Lock。こいつの機能を剥奪して、レイヤー切り替えキーにしました。
Caps Lockを押している時だけ、右手のホームポジション(U/I/O/J/K/L/Mなど)がテンキーとして振る舞うように設定。
今はまだ実験段階ですが、40%キーボードのFn割り当てに近いノリで、右手がちょうどいいエリアを数字にできるのは便利かもしれない。
あと、誤爆しがちなInsertキーは無効化しました。
接続切り替え:2.4GHzドングルとBluetoothの安定性
職場PCとは付属のドングルで2.4GHz接続、iPadとはBluetoothで切り替えて使っていますが、ここはかなり好印象。
ただ、Bluetoothのペアリングが「Fn+1(テンキーじゃないほう)を約4秒長押し」という仕様。 直感的ではないので、取説を一度ちゃんと読むのが吉です。

おまけ:弟分「Keychron B1 Pro」も戯れで欲しくなる
仕事用にはB6 Proを買いましたが、弟分のテンキーレス、B1 Proも気になっています。
US配列とレトログリーンの可愛さは所有欲を満たすかも
家のメイン環境はMX KeysのJIS配列ですが、サブのMacBook AirだけUS配列を使っていて、あの配列も結構気に入っています。 なので、US配列のB1 Proを1台置いて、手元でマクロ設計して遊ぶのもありかなと。

値段もセールなら5,000円台だし、レトログリーンというカラーも可愛い。必要はないけど、この値段なら戯れで買えるのがありがたい。家のデスクに合うかは知りませんが、可愛いから良しとします。
まとめ:職場によっては不自由もあるがコスパで買い
結論として、コスパが正義。
▼ Keychron B6 Pro レビューまとめ
- 気に入った点: 圧倒的に安い。見た目はほぼMX Keys。かな印字なしJISが選べる。
- イマイチな点: 職場セキュリティでランチャーが使えないと設定が面倒。くぼみが浅い。
「職場のPCから自由に設定変更」という目論見は外れましたが、自宅で設定して持ち込む運用なら問題ありません。
もし職場でゴリゴリ使わなくなったとしても、家の「ブート時にすぐ使う用」の有線キーボードとして待機させればいいし、薄いので場所も取らない。
職場のセキュリティ環境次第で不自由はありますが、この価格でこれだけのモノが手に入るなら、とりあえず買っておいて損はないです。
これからも、会社のセキュリティと付き合いながら、快適な環境を探っていきます。

