カーペットの部屋に最適!2.5万円のEufyロボット掃除機C10レビュー

「うちの部屋は全面カーペットだけど、ちゃんと掃除できるのかな?」
そんな悩みを抱えて、購入をためらっていませんか?
何を隠そう、私もそうでした。生まれてこの方30年、部屋の掃除をサボりがちだった私が、引っ越しを機に意を決してロボット掃除機を導入。選んだのは、Ankerの「Eufy Robot Vacuum Auto-Empty C10」です。
セール時に2.5万円で手に入れたこのモデルが、私のカーペット敷きの部屋で期待以上の働きをしてくれました。
この記事では、Eufy C10を実際に2週間使って感じたリアルな感想を、忖度なしでレビューします。「コスパ重視で、カーペットの掃除を任せたい」というあなたにとって、きっと役立つ情報が満載です。
【結論】Eufy C10はこんな人におすすめ!2.5万円で買える高コスパ機

忙しいあなたのために、まずは結論から。Eufy C10は、特にこんな人におすすめです。
- ロボット掃除機を初めて買う人
- とにかくコスパを重視する人(予算3万円以下)
- 部屋の床がカーペットやラグメインの人
- 水拭き機能は不要で、ホコリの吸い取りだけを求める人
- ぶつかって困る高級家具やペットのケージなどが無い人
これらに当てはまるなら、Eufy C10はあなたの生活を劇的にラクにしてくれる最高の相棒になるかもしれません。
Eufy C10のメリット・デメリット早わかり表
私が感じたメリット・デメリットを一覧表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
✅ 自動ゴミ収集ステーション付きで2.5万円は破格 | ❌ 水拭き機能はない |
✅ カーペットのホコリをしっかり吸い取る吸引力 | ❌ センサーが前面のみで、たまに迷うことがある |
✅ ブラシに毛がほとんど絡まないメンテナンス性 | ❌ 段差に強すぎて、乗り越えてほしくない物も越えようとする |
✅ 省スペースでも設置・運用が可能 | ❌ 毛足の長いカーペットではスタックすることがある |
Anker Eufy C10はどんなロボット掃除機?基本スペックと特徴
Eufy C10は、モバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)が展開する家電ブランド「Eufy」のロボット掃除機です。
自動ゴミ収集ステーション付きで2.5万円という衝撃のコスパ
最大の特徴は、なんといってもそのコストパフォーマンス。 ロボット掃除機本体のゴミを自動で吸引してくれる「自動ゴミ収集ステーション」が付属しているにも関わらず、セール時なら2.5万円という驚きの価格で手に入ります。通常、この機能が付くと5万円以上はするので、まさに価格破壊です。
水拭き不要の吸引特化型モデル
Eufy C10は、水拭き機能を省き、ゴミを吸い取る「吸引」に特化したシンプルなモデル。フローリングの拭き掃除までお任せしたい人には物足りないかもしれませんが、私のように部屋の大部分がカーペットで「とにかくホコリや髪の毛を吸ってほしいだけ」というニーズには完璧にマッチしています。
【実機レビュー】Eufy C10をカーペットの部屋で2週間使ってみた感想
ここからは、私の部屋(全面カーペット敷き)でEufy C10を2週間、毎日動かしてみたリアルなレビューをお届けします。
吸引力:ダイソン掃除後でもホコリが取れる
正直、吸引力にはあまり期待していませんでした。しかし、その性能は予想を遥かに超えてきました。
ダイソンの掃除機(V12)で掃除をした部屋をEufy C10に走らせてみたところ、手のひらいっぱいのホコリが取れたのです。これには本当に驚きました。 (※新品のカーペットだったので、遊び毛が多かった可能性はあります)
少なくとも、日常的なホコリや髪の毛を取り除くパワーは十分すぎるほどあると言えます。
- ホコリの写真(ここをクリックすると写真が閲覧できます)
初回の掃除で吸い上げてくれたホコリ。思ったより多くてびっくり。
走行性能:毛足の短い・長いカーペットでの動きと段差乗り越え
カーペットでの走行性能は、毛足の長さによって少し挙動が変わります。
毛足の短いカーペット
全く問題なし。スイスイとスムーズに走行します。

毛足の長いカーペット
少し苦労しながら進む様子ですが、基本的には掃除可能。ただし、何か小さなモノに乗り上げてしまうと、スタックして停止することがありました。

ちなみに我が家の「毛足の長いカーペット」は、ニトリのほこりが取れやすいシャギーラグ(160X230 MGY SR008)です。毛足の長さは公式サイトに書いてませんが、測ってみたら3cm程度でした。よく酔っ払って布団と勘違いしてカーペットの上で寝落ちしてる程度にふかふかなカーペットです。

また、段差乗り越え性能がかなり強力です。ニトリのカラーボックス(1段目)や電源タップを「段差」と認識して乗り越えようとするほど。ケーブル類は床に這わせず、浮かせておく工夫が必要かもしれません。


私の場合、メインのデスクを壁から離して配置しているため、壁コンセントからデスクまでの電源ケーブルなどはスリーブに束ねて、クランプ等で宙に浮かせています(いつか酔っ払ってるときに足を引っ掛けそうですが……)。

電源タップをどうしても床に置かなければならない場合には、そのエリアを進入禁止エリアに設定することで、無理な乗り越え→スタックして動作停止の悲劇を避けられます。
毛絡み:ブラシの手入れは本当に楽なのか?
Eufy C10は安価ながら毛絡み除去機能搭載。
この記事を書くために実際のブラシを確認しましたが、約2週間毎日掃除してもらっているにも関わらず、ブラシの端に少し毛が絡まっている程度でした。回転ブラシ本体には、ほとんど毛絡みが見当たりません。これならメンテナンスの手間も最小限で済みそうです。

賢さ:空間認識能力と便利な予約機能
Eufy C10は、360度を見渡すセンサーを搭載しておらず、前面のセンサーのみで障害物を検知します。そのため、周囲を見渡すときにその場でクルクルと回転する必要があり、掃除全体の所要時間がちょっと伸びます。

とはいえ、掃除予約を使えば自分がいないときに掃除しておいてもらえるので、所要時間は気にする必要も無いでしょう。 センサーでの家具類の認識は問題なく、厚さ5cm程度の防音材や家具類は問題なく認識できていました。

また、便利なのが予約機能。 「毎週月曜日の10時に、このエリアを掃除する」といった設定が可能です。私は部屋を2つに分け、毛足の長いエリアと短いエリアを1日おきに掃除してもらうように設定。仕事で家を空けている間に、掃除が完了しています。

設置場所:推奨スペースがなくても置ける?
説明書には「ドックの左右50cm、正面150cmのスペースが必要」と記載されています。 しかし、私の部屋では片側15〜20cm程度のスペースでも問題なく運用できています。ドックに戻る際の動きを見ていると、正面は確かに100〜150cmほどの空きスペースがあった方がスムーズだと感じますが、設置場所の自由度は意外と高いかもしれません。

まとめ:カーペット敷きの部屋でコスパを求めるならEufy C10は最高の選択肢
改めて、Anker Eufy C10は、特定の条件下で最高のパフォーマンスを発揮するロボット掃除機だと断言できます。
- 水拭きはいらない
- 床にモノが少なく、家具もシンプル
- 掃除の手間を極限まで減らしたい
- そして何より、圧倒的なコストパフォーマンスを求めたい
もしあなたがこれらの条件に当てはまるなら、このEufyのロボット掃除機は、あなたの生活を豊かにする素晴らしい投資になるはずです。特に、カーペット敷きの部屋に住む掃除嫌いの仲間には、自信を持っておすすめします!