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AIエージェントManusの時給は2.3万円?ブラウザ操作のコスパをGeminiユーザーが検証

大下勇次
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。また、記事の作成に生成AIを活用していることがあります。

私はすでにGoogle Workspaceに課金して使ってます。この記事のアイキャッチ画像もGeminiのBananaが描いてくれました。 その私がManusに期待することは、私のブラウザを操作してくれるっていうRPA的な点。これはGeminiにはないところ。

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ログイン済みのブラウザをManusに明け渡して、「このブラウザで操作してくれ」とお願いいすれば、RPAを組む手間すらない。単発的な処理についてもAIの力を使える。これはManusの素敵な点、期待できる点かなと思って触ってみました。

Amazonでのフィラメント探しは「未達」に終わる

まずはBambu LabのA1 miniで使えるPLAフィラメントのうち、赤、緑、青の3色をAmazonで探してカートに追加してください、と指示。

難しければマットじゃなくてもいいよ、と追加の指示も出したんですが、Manus君、頑張って探してる様子はあったものの、結局一つも追加できないまま。閲覧履歴を見てみたけれど、実際にManusが見たのは青、黒、白の3つだけ。うまくいかないな、ということで停止。この一連の操作で318クレジット。まあ、初回登録1,000クレジットがあるからもう少し試してみよう。

SoundCloud削除タスクで出た「時給2.3万円」というベンチマーク

次はSoundCloudから、もう使わない曲を削除する操作。 これ、一覧からチェックボックスで一括削除するみたいな操作が見つけられなくて、今まで手作業で一個一個削除していってたんです。

削除しなきゃいけない曲は80曲ぐらい。結論としては、Manusが24曲削除したところでクレジット切れで停止。使ったクレジット数が779クレジット。 一方で、自分で手動で24曲削除してみたら、要した時間は1分17秒。77秒。

ここから一つのベンチマークが導き出せます。 人間が77秒でできる操作にManusは779クレジット必要。つまり、簡単のために丸めてしまえば、「人間の1秒=10クレジット」。 比較的単純な繰り返し操作を、RPAではなくAIにやらせるなら、これが一つの指標かなと。もちろん、ManusのうちLiteモデルの場合ではありますが。

これを時給換算してみます。 仮に、月4万クレジット使えるプランが167ドル(年払い)だとします。 一時間は3600秒なので、Manusが一時間稼働し続けるには3万6000クレジットを必要とする。プラン代のほとんどが1時間で消える計算。 150ドル前後として、今の日本円で言うと23,388円。

学生バイトにやらせたら時給1,000円台で済む操作に対して、Manusの時給は2.3万円。仕事を教える手間もないし、バイトと違って呼べば1秒と待たずに来るのはメリットですが、シンプルなブラウザ操作を任せるにはまだコスパが……という感じ。

正直、この「LITE版準拠で時給2万円以上」という数字を見てしまうと、Pro版に課金するのをちょっと尻込みしてしまいました。Proなら処理が効率化されるのかもしれないけれど、本当にそこまで使うのだろうか……と気になって、まだ踏み込めていないのが正直なところ。

旅行プラン作成とPPTX生成に見る「可能性」

ただ、出張プランを考えさせて、スライド(PPTX)を作ってよと言ったら、これはできました。 GeminiはHTMLでは作れるけれど、ManusはPPTXでダウンロードできる。これはいいポイント。

でも、PPTXをつくるならGenspark(これはまだ試してないけど)を使えば自分でテンプレを指定できるっぽいし、単なる「生成AIの延長」という意味にとどまりそう。このユースケースはManusの真骨頂じゃない気がする。

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Meta買収で「成熟フェーズ」へ入ることを期待する

Manusに期待していたのが、47都道府県の行政機関が出しているPDFやExcelを巡回してダウンロードしてくるような、ブラウザ操作が必須になる実務的な場面。 これならGeminiのDeepResearchよりもManusのような動きの方が得意かもしれない。

可能性はすごく感じるんです。ただ、今はまだ成熟している分野ではないな、と。

検証をしていた2025年12月30日のニュースとして、ManusをMetaが買収したという話が入ってきました。 米国資本になることで、法律リスクなどは低減されるんでしょう。中国資本の凄まじい進み方も魅力ですが、この買収によって、AIエージェントがいよいよ成熟フェーズに入っていくことを期待したい。そんな切り替わりポイント。

まとめ:切り替わり期の「高い時給」は将来どうなるか

今のManusに単純なブラウザ操作を任せるのは、正直まだコスパが厳しい。 でも、切り替わる直前の今のManusの時給は2万円以上していた。この数字は、後の時代の人が「当時はそうだったのか」と見る分には面白い資料になるはず。

せっかくだから課金してみようかとも思ったけれど、検証のために手作業で削除しすぎて、同じ操作で消したい曲がもう7曲しか残ってない。 プロ版なら時給がどう変わるのか。いつかこの「時給2万円」を笑い話にできる日が来るのを待ちつつ、今日の手触りを記録しておきます。

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地方で働く30代デスクワーカー。過酷なインド出張から日々の業務まで、あらゆる「めんどくさい」をテクノロジーで解決するのが好きです。 3DプリンターやDTM機材などのハードウェアから、最新のAIエージェントによる自動化まで、気になったモノは徹底的に使い倒して検証しています。 過去には映像制作やYouTube投稿にのめり込んだ経験もあり、その知識を活かして、実生活で本当に役立ったガジェットとアプリの最適解をブログで発信中です。
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