カーペットの部屋に最適!2.5万円のEufyロボット掃除機C10レビュー
カーペット敷きの部屋で、ホコリだけ吸えればいい。その条件なら、2.5万円のこれで必要十分だ。
引っ越しを機に導入したAnkerの「Eufy Robot Vacuum Auto-Empty C10」。セール時の価格ながら、自動ゴミ収集ステーションを備えている。
我が家のような全面カーペット環境で2週間毎日走らせた実運用の手応えと、いくつかの弱点を残しておく。
2.5万円でこの機体を選ぶべき条件

このモデルは、合う人と合わない人が明確に分かれる。
以下の条件に当てはまるなら、文句なしの選択肢になる。
水拭きを捨てた、吸引特化の割り切り
Eufy C10は、水拭き機能を省き、ゴミの「吸引」に特化したシンプルな機体だ。
最大の強みはコスト感にある。セール時なら2.5万円で手に入る。通常5万円を下らない機能がこの値段で買えるのは、純粋にありがたい。
フローリングの拭き掃除まで任せたい人には向かない。
ただ、私のように部屋の大部分がカーペットで、「ホコリや髪の毛を吸うだけでいい」という用途には完璧にハマる。
カーペット部屋で2週間走らせた手応え
ダイソンの後でもホコリを吸い上げる
正直、吸引力には期待していなかった。ところが、ダイソンの掃除機(V12)をかけた後の部屋を走らせてみたところ、手のひらいっぱいのホコリが取れた。
(※新品のカーペットで遊び毛が多かった可能性はある)
少なくとも、日常的なホコリや髪の毛を取り除くパワーは申し分なし。
ホコリの写真(汚いので隠しておきます。ここをクリックすると写真が閲覧できます)

毛足の長さと段差への過剰な強さ
カーペットでの走行は、毛足の長さで挙動が変わる。
毛足の短いカーペット
全く問題ない。スイスイとスムーズに走行する。

毛足の長いカーペット
少し苦労しつつも、基本的には掃除可能だ。ただ、小さなモノに乗り上げるとスタックして止まることがある。

ちなみに我が家の「毛足の長いカーペット」は、ニトリのほこりが取れやすいシャギーラグ(160X230 MGY SR008)。実測で3cm程度の毛足がある。
よく酔っ払って布団と勘違いし、寝落ちする程度にはふかふかだ。

また、段差乗り越え性能がかなり強い。
ニトリのカラーボックス(1段目)や電源タップすら「段差」と認識して果敢に乗り越えようとする。


これを防ぐため、メインデスクの配線はスリーブに束ね、クランプ等で宙に浮かせている(いつか酔っ払っているときに足を引っ掛けそうだが)。
どうしても床に置く場合は、アプリで進入禁止エリアに設定すれば、スタックの悲劇は避けられる。

ブラシの毛絡みは本当に少ない
安価ながら毛絡み除去機能が備わっている。
約2週間毎日稼働させた状態を確認したが、ブラシの端に少し毛が絡まっている程度。回転ブラシ本体には、ほとんど毛絡みが見当たらなかった。メンテナンスの手間は確実に減る。

空間認識能力とスケジュール予約
Eufy C10は360度センサーを持たず、前面センサーのみで障害物を検知する。
周囲を見渡すときにその場でクルクル回転するため、所要時間は少し伸びる。

ただ、厚さ5cm程度の防音材や家具は問題なく認識できていた。

どうせ掃除予約で不在時に走らせるので、所要時間は気にならない。
私は部屋を「毛足の長いエリア」「短いエリア」に分け、1日おきに掃除するよう設定している。

狭いスペースでも案外置ける
説明書には「ドックの左右50cm、正面150cmのスペースが必要」とあるが、私の部屋では片側15〜20cm程度の隙間でも運用できている。
ドックに戻る際、正面は100〜150cmほど空いていたほうがスムーズだが、設置場所の自由度は意外と高い。

結論、カーペット環境なら文句なし
水拭きはいらない。床にモノが少ない。とにかく掃除の手間と初期費用を削りたい。
その割り切りができるなら、Anker Eufy C10は値段以上の働きをする。カーペット敷きの部屋に住むなら、要するに買いだ。

