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XREAL One、1年レビュー。出張で使わなくなったのに手放せない理由

大下勇次
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。また、記事の作成に生成AIを活用していることがあります。

XREAL Oneを買ってから約1年。
今では、カバンには入れているものの、一度も出さずに出張から帰ってくることが増えてしまった。

最初の頃は、出張のたびにホテルのソファでドヤ顔で展開し、肩こり解消ガジェットとして絶賛していた。

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約7万円のARグラスをなぜ使わなくなったのか。それでもなぜ手放さないのか。
1年後の距離感で書いておく。

現在のXREAL Oneは「出張の保険」

リュックのポケットに収納されたままのXREAL One本体
出張カバンに入れっぱなし。これが最近の定位置になっている。

現在のXREAL Oneの立ち位置は、完全にいざという時の保険だ。
大前提として、自宅には4Kモニター+サブの作業環境があり、わざわざ解像度の劣るサングラス越しに作業する理由がない。

揺れる機内や車内での運用は厳しい

出張には毎回持っていくが、新幹線や飛行機などの移動中はやっぱしんどい。
空間固定モードは乗り物の揺れや旋回で破綻するし、画面追従モードだと、画面が首の動きについてくるため、端を見るには首を固定して目線だけで狙うことになる。この違和感は想像以上に不便。

さらに使うのを尻込みする理由が撤収。
機内食のタイミングや、隣の人がトイレに立つとき、いちいちケーブルを抜いて普段のメガネにかけ直す作業が絶望的に面倒くさい

おまけに電子調光を明るくしてもレンズ越しの現実は暗く、手元のノートPC画面とXREALの画面を併用するマルチディスプレイ運用は、実質不可能

移動中にきつい理由
  • 乗り物の揺れで空間固定モードが破綻する
  • 画面追従モードは首を固定するため疲れる
  • 機内食やトイレ離席時の急な撤収が面倒
  • レンズ越しは暗くノートPC画面との併用は厳しい

直近の海外出張でも出番はゼロ

つい先日の海外出張でも恒例の儀式として持参したけど、一度も使わずに帰国した。
帰りの便で寝てしまったのもあるが、なくても困らなかったのが本音だ。

使わなくなった最大の理由は「AIへの移行」

インドのホテルで開いたノートPCの画面にAIチャット画面(CLAUDE)を表示している様子
ノートPC1枚でAIに報告書を作らせるので、大画面を広げる必要がなくなった。

では、ホテルの部屋でも使わなくなったのはなぜか。
仕事のやり方そのものが変わったから。

PLAUDとNotebookLMで大画面ニーズが消滅

最近の私は、出張中の報告書や議事録作成をAIに丸投げしている。
PLAUD NOTE Proで商談を録音し、NotebookLMに突っ込んでレポートを構成させる。
このワークフローを作ってから、ホテルに戻ってノートPCを開き、外部モニターを繋いで腰を据える時間が激減しました。

出張先のホテルでは、毎晩PLAUDの録音をクラウドに同期して、話者認識や明確な誤字等を直して、NotebookLMに同期したらとりあえず終わり。気が向いたらNotebookLMに報告書作らせるところまでやるけど一瞬。
テクノロジーに負けたのはXREAL Oneというより、私の作業スタイルだった。

AI移行による変化

PLAUD NOTE Pro+NotebookLMで報告書づくりが完結。
出張先で外部モニターを広げる時間はほぼゼロになりました。

録音を報告書にする手順
PLAUD NOTE Pro使い方、録音を報告書に変える
PLAUD NOTE Pro使い方、録音を報告書に変える

それでも手放さず、持ち歩き続ける理由

出番が減ればメルカリ行きになるのが普通だが、私はXREAL Oneを手放さない。

売るのが面倒というのが理由の半分くらいを占めている気もするけど。

勇次
勇次

自分にしか画面が見えない安心感が大きい

保険として残す最大の理由は、セキュリティの高さだ。
カフェやラウンジのように自分が止まっている環境なら、空間固定モードが生きる。
何より、自分にしか画面が見えない安心感は絶大だ。

隣の席の視線を気にせず、機密性の高い資料を大画面で広げられる。
どんな覗き見防止シートよりも確実に、周囲の視線を遮れる。

未来を持ち歩いているというテンション

あとは完全に気分の問題。
かさばらないし軽いから、リュックにポンと入れておくだけで邪魔にならない。

カバンの中にARグラスが入っているという未来感。
このテンションを保つために持ち歩いている。
たぶん次の出張にも確実に持っていく。使わないかもしれないが、それでいい。

ARグラスでテンション上げていこう!

今から買うなら? 向き・不向きの境界線

ここまでの実体験を踏まえ、今から現行モデルを買おうとしている人向けに線引きしておく。

移動中の快適さを求めているなら見送り

新幹線や飛行機の中で、大画面で快適に作業したい。
そう期待するなら見送りが無難だ。
自然に首を動かすと画面が逃げるフラストレーションや、目線だけで端を見るしんどさは、一度家で首を固定して作業してみれば想像がつく。

本体は現行のXREAL Oneが62,980円、上位のXREAL One Proなら84,980円。度付きレンズを足せば10万円コースになる。
移動中メインで考えているなら、そのお金は別のガジェットに回した方がいい。

出張先の機密保持が必須なら買い

逆に、他人に絶対見られてはいけないデータを扱うなら、買う理由はある。
覗き見のストレスから解放されて生産性が上がるなら、安い買い物になるはずだ。

動かない環境がメインならアリ

カフェやホテルのデスクなど、自分が動かない前提なら空間固定モードは生きる。
ウルトラワイドモニターを持ち歩ける感覚が刺さる人には、今でも強いデバイスだ。

ARグラスは目が疲れるっていう人もいるけど、どんなデバイスでも長時間使えば疲れる。
そこは適度に休憩を挟めば済む。

向いてる人
  • カフェやホテルなど動かない環境で作業する人
  • 出張先で絶対に覗き見されたくない機密データを扱う人
  • ARグラスという未来にテンションが上がる人
不向きな人
  • 新幹線や飛行機など移動中の作業をメインに考えている人
  • ノートPC画面と併用してマルチディスプレイ環境を作りたい人
度付きレンズ導入記
XREALインサートレンズはJUN GINZAで注文。発注から装着までの全記録
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余談:収納用ケースはサードパーティ製を推奨

ケーブル収納部が独立しているサードパーティ製のXREAL専用ケース
ケーブル収納が独立したサードパーティ製ケース。標準ケースより片付けが速い。

XREALを買うなら、サードパーティ製の専用ケースも同時に揃えたい。
標準ケースは度付きレンズやケーブルを収めるのに無理がある。
私がAmazonで買ったような、ケーブル収納が独立しているケースに入れ替えるだけで、片付けのストレスはかなり下がる。

地味だが、毎回使うものほど、こういう差が効いてきます。

私が使ってるのはこれ
大下勇次
大下勇次
管理人
Profile
地方で働く30代デスクワーカー。過酷なインド出張から日々の業務まで、あらゆる「めんどくさい」をテクノロジーで解決するのが好きです。 3DプリンターやDTM機材などのハードウェアから、最新のAIエージェントによる自動化まで、気になったモノは徹底的に使い倒して検証しています。 過去には映像制作やYouTube投稿にのめり込んだ経験もあり、その知識を活かして、実生活で本当に役立ったガジェットとアプリの最適解をブログで発信中です。
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